こんな症状はありませんか
- 腕が上がらない、上げようとすると痛む
- 後ろに手が回せない(帯を結ぶ、背中を洗うのがつらい)
- 夜、肩が痛んで目が覚める(夜間痛)
- 服の着脱がつらい
はっきりしたきっかけがないのに肩が痛み出し、だんだん動く範囲が狭くなっていくのが特徴です。とくに夜間痛は、五十肩によくみられる症状です。
五十肩でいちばん大切なのは「今どの時期か」
五十肩は、時間とともに3つの時期を移っていきます。そして、時期によって、やるべきことが正反対になります。
ここを間違えると、痛みが長引いたり、肩が固まって上がらなくなったりします。まずは、ご自身が今どの時期にいるかを確かめてください。
STAGE 1
急性期(炎症期)
強い痛みが出る時期です。夜間痛が出やすく、じっとしていてもズキズキします。肩の中で炎症が起きている状態です。
冷やす・安静にするSTAGE 2
拘縮期(かたまる時期)
痛みは少しずつやわらぎますが、かわりに肩が固まって動かなくなります。 痛くないからと動かさずにいると、そのまま固まってしまいます。
温めて、動かすSTAGE 3
回復期
少しずつ動く範囲が戻ってきます。ここでしっかり動かしておくことが、元の動きを取り戻すために大切です。
しっかり動かす急性期は「冷やして休ませる」、拘縮期からは「温めて動かす」。 この切り替えが、五十肩のケアの要です。
時期ごとのセルフケア
急性期:冷やす・安静・無理に動かさない
痛みが強い時期は、肩を休ませることが優先です。保冷剤をタオルで包んで当てる、痛む側を下にして寝ない、といった工夫をしてください。
この時期に「動かさないと固まる」と焦って無理に動かすと、炎症が強まり、かえって長引きます。 我慢して腕を上げる練習は、まだ早い段階です。
拘縮期〜回復期:温める・振り子運動・少しずつ動かす
痛みが落ち着いてきたら、逆に「動かす」に切り替えます。おすすめは振り子運動です。
- テーブルなどに健康な側の手をついて、体を前に倒します
- 痛む側の腕を、力を抜いてだらんと垂らします
- 体を軽く揺らして、腕を前後・左右・円を描くようにぶらぶらと振ります
ポイントは、腕の力で動かさないこと。 重力に任せて揺らすので、肩に負担をかけずに動きを保てます。入浴後、体が温まっているときに行うと効果的です。
- 急性期に無理に動かす ── 炎症が悪化し、痛む期間が長引きます。
- 痛みを我慢して強く伸ばす ── 「痛いけど伸ばせば治る」は誤りです。傷めるだけです。
- 拘縮期に全く動かさない ── 痛くないからと放置すると、肩が固まって上がらなくなります。
なお、五十肩と一般的な肩こりは別のものです。「動かせる範囲は変わらないが、重だるい」という場合は、肩こりの記事をご覧ください。
次の場合は、五十肩ではない可能性があります。整形外科などにご相談ください。
・転倒したりぶつけたりした後の、急な激痛(腱が切れている場合があります)
・腕や手のしびれをともなう(首が原因のことがあります)
・発熱や腫れをともなう
・数か月たっても、まったく変化がない
それでもつらい時は|岩間治療所の五十肩ケア(練馬・保谷駅から徒歩10分)
五十肩は、時期の見極めがご自身では難しい不調です。岩間治療所では、あん摩・指圧・マッサージと手技療法で、次のようなケアを行っています。
- まず、時期を見極めます:動く範囲と痛み方を確認し、今が冷やす時期か、動かす時期かを判断したうえで施術します。
- 肩まわりだけでなく、肩甲骨と背中から:腕を上げる動きには肩甲骨の動きが欠かせません。背中や胸まわりの硬さもあわせて整えます。
- ご自宅でのケアをお伝えします:振り子運動をはじめ、今の時期にやってよいこと・避けることを、その都度お伝えします。
五十肩は、時間の経過とともに変化していく不調です。「今はどの段階なのか」を一緒に確認しながら、無理のないペースで進めていきます。
アクセス・ご予約
「保谷 五十肩」「練馬 四十肩」でお探しの方も、まずはお気軽にご相談ください。ご予約は、お電話または予約フォームから承っています。
まとめ
五十肩は、急性期・拘縮期・回復期の3つの時期をたどります。急性期は冷やして休ませ、拘縮期からは温めて動かす。 時期を取り違えたケアは、そのまま逆効果になります。
とくに拘縮期に「痛くないから」と動かさずにいると、肩が固まってしまいます。振り子運動のような、力を抜いた動かし方から始めてみてください。しびれや発熱をともなう場合は、まず医療機関へ。練馬・保谷エリアで肩の痛みにお悩みの方の、心地よい毎日をお手伝いします。